珍味としてそのまま食べたり 〔食品・料理・正月〕

数の子・日本では、正月のおせち料理や結納において、数の子の粒の多さが子孫繁栄を連想させることから、縁起物として用いられることが多い。

日本の市場で流通しているものは、塩蔵数の子と味付け数の子に分類され、一般には前者の方が高級なものとして取扱われている。

塩蔵数の子は通常そのままで食べるのではなく、真水につけて塩抜きをしてから食用とする。

食通で知られる北大路魯山人は、「数の子は塩漬けや生よりも一旦干した物を水でもどしたものが美味い、数の子に他の味を染込ませてはならない」と書き記している。また、「数の子は音を食うもの」とも言っている。

イクラ、タラコといった他の魚卵の塊と比較すると硬いことから、味のほか歯ごたえや咀嚼時のプチプチという音も楽しめる。

日本以外の地域では近隣のアジア諸国、およびニシンの漁獲量が多い北米、ロシア、欧州などの地域でも、カズノコを食用にする習慣は一般的ではない、それらの地域では日本に輸出を開始する以前はカズノコを廃棄していた。

他の魚卵と同じくコレステロールを急激に上昇させる要因となるため、大量の摂取は控えたほうが良いとされる。
update:2009年10月07日